インテル所属のFWロメル・ルカク。チェルシーがルカクを獲得したことを発表した。
チェルシーとルカクは2026年までの5年契約を締結。
獲得に投資した移籍金はクラブ史上最高額となる9800万ポンドがインテルへ支払われることになるという。
今夏の移籍市場でCFの補強を画策していたチェルシー。
当初、ボルシア・ドルトムント所属のFWアーリング・ハーランド獲得に本腰を入れていたものの、ドルトムント側が売却を拒否。
是が非でもCFの補強を目指していたチェルシーは、2011年から2014年まで在籍したルカク復帰を決断。
獲得に要した移籍金の高さから、インテルで飛躍的に成長したベルギー代表ストライカーに大きな期待を寄せていることは間違いない。
チェルシー復帰が決定したルカクは、クラブの公式サイトで次のようなコメントを残した。
「 この素晴らしいクラブに戻ることができて幸せだし、恵まれていると思う。長い旅路だった。子供の頃に来たときは学ぶことがたくさんあったけど、今はたくさんの経験を積んで、より成熟して戻ってきた 」
「 知っての通り、このクラブとの関係は自分にとって非常に大きな意味を持っている。子供の頃からチェルシーを応援してきた。今、再びここに戻ってきて、チームがより多くのタイトルを獲得するために貢献できるのは本当に素晴らしいことだと思う 」
「 適切なタイミングで復帰することができたと思うし、一緒に多くの成功を収めたい。チェルシーを離れてからは、浮き沈みの激しい長い旅だったけど、これまでの経験が自分を強くしてくれたし、これからはチェルシーがさらにタイトルを獲得するための手助けをすることが課題となる。すぐにピッチに立って、クラブのさらなる成功に貢献したいと思う 」
一方、ルカクを獲得したチェルシーのCEOマリナ・グラノフスカイアが以下のコメントを残した。
「 ロメル・ルカクは世界最高峰のストライカーです。彼が大好きなクラブに戻ってきたことに非常に満足しています。そして、チャンピオンズリーグで優勝したチームに彼の戦力が加わることを楽しみにしています。もちろん、昨シーズンの成功をさらに発展させたいと考えるクラブの目標達成のために、ルカクは大きな役割を果たしてくれるでしょう。チェルシーのファンの皆さんは、私と一緒に『 お帰りなさい、ロメル 』と言ってくれることでしょう 」
チェルシーで一度失敗のシーズンを過ごしたルカク。
プレミアリーグで大きな結果を残すことができたのは、12-13シーズンのWBA、13-14シーズンのエヴァートンの2シーズンのみ。
その後2019年夏にインテルへ新天地を求めるまで苦しいシーズンを過ごし、その後の活躍は周知の事実。
果たして、ルカクはチェルシーで大きな結果を残すことができるのか注目が集まりそうだ。
チェルシー
インテル所属のFWロメル・ルカク獲得を正式発表#海外サッカー移籍#移籍情報#移籍メモhttps://t.co/740vif4zio— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 13, 2021