バイエルン・ミュンヘンを率いるユップ・ハインケス監督。クラブとの現行契約が今季終了後に満了を迎えるが、バイエルンはハインケス監督に対し1年間の契約延長オファーを提示する方針を固めたようだ。
2017年9月。成績不信を理由にカルロ・アンチェロッティ前監督を解任したバイエルン。
監督業からの引退していたハインケス監督を、今季終了後までの暫定監督として招聘。
実に4年ぶりとの復帰となるハインケス監督は、苦しいシーズンを過ごしていたバイエルンを復活に導いた。
当初、“ つなぎ役 ”としての見方が強かったハインケス監督だが、今季の好調をキープしている現状を考えると、同氏との契約更新は既定路線か?
バイエルンのハール・ハインツ・ルンメニゲCEOは、ハインケス監督を来季以降も続投させる考えを持っているようだ。
「 もう一年、我々のもとに残ってくれるよう、うまく彼を説得できることを願っている。この件に関して“ プランB ”は存在しない 」
見事、クラブを立て直し欧州での競争力を取り戻したバイエルン。
ハインケス監督の後任人事には、相応の人選が求められることは必須であり、同監督の後継者として目されているRBライプツィヒを率いるラルフ・ハーゼンヒュットル監督を指名。
だが、ハインケス監督自身が他クラブでより多く経験を積むことを助言しており、ハーゼンヒュットル監督招聘は事実上困難か?
バイエルンの後任人事には、これまで複数の候補がリストアップされ続けてきたが、今後どのような形で指導者の人事が決定されることとなるのか注目が集まりそうだ。