ヤン・オブラクにアトレティコ退団報道が、ユナイテッドやパリSGが獲得に興味

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 アトレティコ・マドリー所属のGKヤン・オブラク。今夏の移籍市場でアトレティコ退団の可能性が浮上した。
 2019年4月、アトレティコと2023年までの新契約を締結したばかりのオブラク。

 

 報道によると、両者は契約更新の席で来季の戦力補強の約束を締結したとのこと。
 戦力補強は、無論タイトル獲得に向けた動きだろう。

 

 13-14シーズンにリーグタイトル、17-18シーズンにヨーロッパリーグタイトルを獲得。
 ただ、近年はバルセロナ1強が続くリーガにおいて、復権を目指し守護神との約束が取り交わされたのかもしれない。

 

 ただ、アトレティコの見通しは暗い。
 これまでチームで中心選手として活躍してきたFWアントワーヌ・グリーズマン、DFリュカ・エルナンデス、DFフアンフラン、DFディエゴ・ゴディンといった選手の退団を相次いで発表。

 

 一方で、新戦力獲得の状況が一向に見えてこないことに業を煮やしたオブラクはクラブ退団を決意したのではないかと伝えている。
 オブラクが、マーケットに出回ることとなれば争奪戦は必須。

 

 守護神補強を目指す、マンチェスター・ユナイテッドやパリ・サンジェルマンなどが獲得に動くとも。
 とはいえ、交渉は簡単ではないだろう。

 

 戦力補強の密約は別として、新契約を締結したばかりの選手をアトレティコが簡単に流出することは考えにくい。
 もし、動くとなればオブラクに設定した1億2000万ユーロと伝えられる契約解除金満額の支払いがあった場合のみ。

 

 現時点で、クラブ側の補強動向が見えてこない以上、このオペレーションはなんとも言い難いのが現状か?
 オブラクの経験や年齢を考慮すれば、今後クラブで中核を担う存在としての立ち振る舞いも求められるだけに。

 

 主力選手の多くを、今夏に失うこととなるアトレティコ。
 変革期に差し掛かっていることは間違いなく、オブラクを中心とした新プロジェクトを遂行していたとしても不思議ではないはずだが。

 

 

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