アトレティコ・マドリー所属のGKヤン・オブラク。今冬の移籍市場でアーセナルがボルシア・ドルトムントからFWピエール=エメリク・オーバメヤン、マンチェスター・ユナイテッドからMFヘンリク・ムヒタリアンの両名を獲得した。
この勢いに乗じて、GKペトル・チェフに高齢化の波が押し寄せており、世代交代は必須。
そこで新たなターゲットしたのがアトレティコで急成長したヤン・オブラクの存在だ。
報道によると、アーセナルのラウール・サンジェイFDは、来夏の移籍市場でのクラブの動きについて次の通り言及したい
「 我々は攻撃陣にかなり選択肢を有している。ボルドーのマルコムももう一度チャレンジすることができると思うよ。だが、スウォンジー戦での敗北で、再び守備陣が惰弱であることが証明された。そこが最優先の補強ポイントとなる 」
「 ダビド・オスピナはほぼ確実に移籍するだろう。そしてペトル・チェフも新たな批判に直面しているところだ。我々はアトレティコ・マドリーのヤン・オブラクをはじめとする様々なGKをスカウトしている。だがそういった選手を獲得できるかは来シーズンのチャンピオンズリーグ出場がとても影響する。収入の面でも選手に費やすことができる金額が変わってくるんだ 」
ティボ・クルトゥワ退団後、アトレティコの門をくぐったオブラク。
加入直前からチームで中心選手として活躍しアトレティコのゴールマウスに鍵をかけるパフォーマンスを披露。
アーセナルにとって、オブラク獲得には破格の移籍金が必要になることは間違いないが、来夏は獲得に向け最大のチャンスであることは間違いないだろう。
アトレティコとディエゴ・シメオネ監督の現行契約は今季終了後まで。
現時点では、契約満了を持って退任が既定路線であるが、そうなればチームを一から構築し続ける必要がある。
無論、オブラク退団をクラブ決断する可能性は少ないが、アーセナルにとって交渉のフックが出ていることは間違い無いのであるが。