アーセナル所属のMFメスト・エジル。アーセナル退団が現実味を帯び始めている今、獲得を画策するクラブに高い要求を突きつけた。
バルセロナがエジル獲得に関心を示しているが、報道によるとエジルは週給37万ユーロと破格の条件を求めているようだ。
マンチェスター・ユナイテッドもエジル獲得に関心を示している中、中盤のテコ入れに注力するバルセロナにとって、エジルが求めた条件は破格のものだ。
バルセロナが負担し続けることができる人件費は、すでに逼迫した状況にある。
FWリオネル・メッシを抱え続けなければならない一方で、エジルが求めるサラリー満額を準備することは難しいのが現状だ。
だが、中盤の高齢化も逼迫した状況にあり、スタメンを固めてシーズンを戦い続けるバルセロナが空中分解する可能性もある。
今冬にエジルを獲得できれば、現状の打開が期待されるだけに、その動きに注目が集まる。
エジルとアーセナルの現行契約は今季終了後に満了を迎える。
アーセン・ヴェンゲル監督は、移籍金ゼロで国内のライバルチームに引き抜かれることを避けるため、エジルを現金化し今冬の売却を画策している。
バルセロナとアーセナルは良好な関係を構築しているが、選手が求めるサラリーと高額な移籍金を準備し獲得に向け大きなステップを歩むこととなるか注目が集まりそうだ。