ヴェンゲル監督は、今冬でのサンチェスとエジル売却を否定

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 アーセナルを率いるアーセン・ヴェンゲル監督が、今冬の移籍市場で去就が注目されるFWアレクシス・サンチェス、MFメスト・エジル両選手の去就について次のようなコメントを残した。

「 彼らはここにいるあいだ、常にクラブのためにベストを尽くしている。信じられないことが起きない限り、彼らは最低でもシーズン終了まではここでプレーすると思う 」

 A・サンチェスには、マンチェスター・シティやパリ・サンジェルマンが。
 エジルには、マンチェスター・ユナイテッドとバルセロナが。

 いずれに選手も、今冬での移籍を了承すれば、高音の移籍金収益を得ることが可能。
 これまで2枚看板を背景に、小粒な戦力の入れ替えに終始し続けてきたアーセナル。

 サポーターは、長きにわたり遠ざかっているプレミアリーグ優勝を切に願っており、両選手を高値で売却しスカッドのテコ入れを望んでいることは明らかだろう。

 すでに契約延長交渉が破談に終わっている両選手は、2018年1月1日を迎えた時点で他クラブと交渉を自由に行うことができるようになる。
 移籍金ゼロで退団を認めることとなれば、無論アーセナルにとって大きな痛手となるだろう。

 ヴェンゲル監督は、2大エースを残し来季チャンピオンズリーグ出場権が確保できる4位以内でのフィニッシュを望んでいるのかもしれない。
 リーグ第14節を終了した時点で4位に位置するアーセナル。

 リーグ終盤でシーズンを総括する戦いを得意とするヴェンゲル監督は、サンチェスとエジルの存在は必要不可欠な戦力として計算しているのかもしれない。

 

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