アーセナルが、クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督の後任人事に向け動き始めているようだ。
ヴェンゲル監督とアーセナルは2019年に満了を迎える。
クラブの成績、求心力の低下、年齢を考えると現場に新たな風を取り込む必要があり、後任監督の去就に注目が集まっている。
そんな中、突如として候補に上がったのがクラブOBで、現在マンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のもとでアシスタントコーチを務めるミケル・アルテタ氏だ。
現役時代、アーセナルで5年間在籍し、最後の2年はキャプテンを務めるなど強いリーダーシップを誇った。
現役引退後、アーセナルはアルテタ氏にアシスタントコーチの職を準備してオファーを提示したものの、選手は熟慮の上、グアルディオラ監督のもとで指導者としてのキャリアをスタート。
グアルディオラ監督のもとで、多くのことを学び経験したアルテタ氏。
低迷するアーセナルを立て直す立役者として期待されている。
とはいえ、35歳という年齢を考えると、まだまだ一抹の不安が残るのが現状。
ライセンス、そしてヴェンゲル監督の契約期間を鑑みると、同指揮官契約満了を持って現場総責任者の世代交代は最適なタイミングと言ってよだろう。
とはいえ、アーセナルはヴェンエル監督が去ったクラブでも、青年監督を招聘し長期政権を構築することを検討しているのかもしれない。