リヴァプール、アセンシオ獲得を画策、クロップ監督が獲得を熱望へ

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 レアル・マドリー所属のMFマルコ・アセンシオ。リヴァプールを率いるユルゲン・クロップ監督がアセンシオ獲得を熱望しているようだ。

 

 

 

 

 昨年夏の移籍市場でアセンシオ獲得を目指し動きを見せていたリヴァプール。
 だが、マドリーが移籍を容認せず、選手自身もクラブ残留を表明したことで取引が実現することはなかった。

 

 2季連続でチャンピオンズリーグ決勝進出を決めたリヴァプールは、前線のさらなる補強に向け今夏もアセンシオをリストアップしているところだ。
 今季序盤戦、多くの試合でスタメンを経験したアセンシオだが、中盤戦以降存在感を失う。

 

 リーグ第36節終了時点で28試合に出場するものの、先発出場は18試合のみと精彩を欠いている。
 とりわけ、ジネディーヌ・ジダン監督復帰以降、出場機会は減少傾向にある。

 

 選手自身は、来季も状況に変化が見られないのであれば新たな挑戦を求めマドリー退団を望む可能性も指摘されている。
 プレミア挑戦も視野に入れているとの報道もある。

 

 なにより、若手選手の育成能力に長けたクロップ監督の下でプレーすることはアセンシオにとって大きなメリット。
 育成に不安を残すジダン監督の下で不遇のシーズンを過ごすなら、新天地を求める選択肢もある。

 

 とはいえ、リヴァプールに伸し掛るのはマドリーが設定した高額な契約解除金だ。
 マドリーは、アセンシオに対し推定6億ポンドの契約解除金を設定。

 

 アセンシオ獲得に巨額の投資も惜しまない姿勢のリヴァプールだが、満額を準備することは事実上困難。
 マドリーは、ジダン監督を中心に来季以降の構想を徹底的に見直す作業が実施される予定。

 

 ジダン監督の構想に含まれるであろうアセンシオだが、補強動向によっては出場機会が限られる可能性もある。
 ただ、フロレンティーノ・ペレス会長筆頭にクラブフロント陣はアセンシオの可能性に特大の期待を寄せており、選手自身もマドリー残留がファーストチョイス。

 

 現状では、クラブ残留が基本路線であるが、出場機会を求めレンタル契約での移籍も視野に入れ今後動きが加速していくこととなるかもしれないが果たして。

 

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