今冬の移籍市場でレアル・マドリーが大きな動きを見せるかもしれない。
報道によると、マドリーがトッテナム所属のMFデレ・アリ獲得に向け本腰を入れていると言う。
今夏の移籍市場でもデレ・アリ獲得に関心を示していたマドリー。
最終的に移籍は実現せず、同選手はトッテナムと契約延長に向け交渉が進められている。
現有戦力が健在とはいえ、各セクションで高齢化が叫ばれており、中盤のその一つのポジションであることは言うまでも無い。
これまでチームの主軸をになってきたMFルカ・モドリッチも、すでに32歳。
モドリッチのフル稼働が厳しくなり始める年齢を迎えた現状を考えると、新たなビッグネーム獲得は必要な選択肢となるのかもしれない。
MFイスコや、MFマテオ・コヴァチッチ、MFマルコス・アセンシオ等が控えているものの、クラブ首脳陣は新たなスター選手としてデレ・アリをチームに招き入れることを検討しているとのこと。
マドリーは、シーズン途中にデレ・アリを引き抜くべく、移籍金にプラスいてコヴァティッチの譲渡というオファーを検討しているとのこと。
ここ数年、フロレンティーノ・ペレス会長は、ビッグネーム獲得を我慢し続けてきた。
ジョゼ・モウリーニョ元監督、ジネディーヌ・ジダン監督とビッグネーム獲得を我慢し続けてきたペレス会長は、そろそろ我慢の限界なのかもしれない。
今季、シーズンインしたばかりだが、早くも2分1敗を喫しており首位を走るバルセロナとの勝ち点差は7とスタートダッシュに失敗している。
近年のマドリーの好調を支えてきたのが、世界屈指のレベルにある中盤の構成力だ。
ジダン監督が、中盤に舵取りを任せていることを考えると、デレ・アリは有力なオプションとなり得るだろう。
ペレス会長は、この冬にデレ・アリ獲得に向け交渉を本格化していくとみられており、成長著しいコヴァチッチを譲渡しイングランド代表MFを引き抜くこととなるか注目が集まりそうだ。