ACミランに旨味しかない取引。チェルシーが、今夏ミラン加入が決定したGKホセ・マヌエル・レイナ獲得に関心。
マウリツィオ・サッリ監督が高く評価で、移籍金負担で引き抜きを検討へhttps://t.co/LjkJluh7d5— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 22, 2018
この夏、ナポリとの契約が満了しACミランへ新天地を求めたGKホセ・マヌエル・レイナ。
新守護神補強を画策するチェルシーが、レイナ獲得に関心を示しているようだ。
チェルシーは、先日ASローマからリヴァプールへ移籍したアリソン獲得に本腰を入れていた。
だが、リヴァプールとの争奪戦に敗れ、方向転換が必要に。
アリソンの他にも、レスター・シティ所属のGKキャスパー・シュマイケル、マンチェスター・シティ所属のGKジョー・ハートなど複数の選手の名前が取りざたされている。
だが、マウリツィオ・サッリ監督の思惑は全く別のところにあり、古巣ナポリで共に働いたレイナ獲得を希望しているようだ。
レイナは、先日フリートランスファーでACミラン移籍で合意。
サッリ監督が獲得を求めているとされるレイナ獲得には、移籍金の支払いが必須だ。
シュマイケルやハート獲得に必要な移籍金を考えると少額になることは予想できるが、これまであまり目にすることはない取引であることは間違いない。
クルトゥワのレアル・マドリー移籍が近づき、代役確保に奔走するチェルシー。
可及的速やかに代表クラスの新守護神を迎え入れたいところだが、人材確保に苦しんでいるのが現状だ。
ミランは、GKジャンルイジ・ドンナルンマにパリ・サンジェルマンへの移籍が噂されていたため、代役にレイナを獲得。
FFPの影響でヨーロッパリーグ出場権を剥奪されていたものの、スポーツ仲裁裁判所の決定で一転出場することが可能に。
ミランは、主力選手流出を回避できる可能性が高まり、レイナの去就は注目されていた。
なお、チェルシーが仮にレイナ獲得に動いた場合、この取引ミランにしか旨みがないことは間違いない。
この取引実現は、妥協案としか考えずらいが今後の動きに注目が集まるだろう。