今季後半戦、バルセロナからアストン・ビラにレンタル契約で在籍するMFフィリペ・コウチーニョ。
アストン・ビラ加入以降、好調を維持するコウチーニョを高く評価したアストン・ビラは、バルセロナとの契約に付帯する買取オプションの行使を検討しているようだ。
アストン・ビラを率いる、スティーブン・ジェラード監督が、来季もコウチーニョをチームに引き留めたいと考えており、クラブフロントに完全移籍での獲得を希望している模様。
プレミアリーグ復帰で水を得た魚のようなプレーを披露するコウチーニョ。
プレミアリーグ復帰から7試合に出場し3得点3アシストを記録。
この活躍を受けジェラード監督は、次のようなコメントを残した。
「 我々が望む場所に辿り着きたいのであれば、フィル(コウチーニョ)のような才能を中心としたチームづくりが必要だ。良いチームには試合を変えられる選手がいるものだ 」
ジェラード監督は、来季コウチーニョ中心のチーム構想を描いているのかもしれない。
ただ、問題はある。
それは、バルセロナが要求する高額な移籍金、選手が受け取る高額なサラリーだ。
好景気に湧くプレミアリーグだが、コウチーニョの移籍金はアストン・ビラが容易に支払える額でないことも事実。
アストン・ビラには、再レンタルという選択肢も残されているが、安定したチーム運営を行なっていくことを考えれば理想的な選択肢ではないだろう。
今後の交渉で、バルセロナを如何にして説得し、選手がどこまで減俸を受け入れるかが完全移籍の鍵を握ることとなりそうだ。
アストン・ビラ
レンタル契約で加入中のMFフィリペ・コウチーニョを完全移籍で獲得を検討へ
スティーヴン・ジェラード監督が高く評価https://t.co/L1MZinIwjy— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 7, 2022