フィオレンティーナが、今夏にクラブ指揮官に就任したジェンナーロ・ガットゥーゾ監督の退任を発表した。
双方合意で契約を解除することになるという。
今季、ナポリを率いてきたガットゥーゾ監督は、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長との確執や成績不振もあり指揮官を退任。
その後、新監督を探していたフィオレンティーナの監督に就任していた。
監督就任以降、新シーズンに向けチームづくりを行なっていく中でクラブフロントとガットゥーゾ監督が話し合いを行なってきたが、クラブ運営方針に大きな乖離があることが判明。
ガットゥーゾ監督は自身の代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と契約する選手を精力的に補強していくことを推し進める一方、クラブ側は育成を中心とした小規模な補強でのチーム強化を望む。
両者の話し合いは最後まで歩み寄ることがないまま、就任からわずか23日目に契約解消を発表。
フィオレンティーナは、『 相互の合意により、以前の合意を継続しないこと、したがって次のサッカーシーズンを一緒に開始しないことを決定した 』と発表した。
フィオレンティーナは、すでに後任人事に着手しており複数の候補者をリストアップしているとのこと。
新シーズンに向けガットゥーゾ監督を招聘しチーム立て直しを図ったフィオレンティーナだったが、マネジメントプランが大きく崩れてしまうことに。
複数の指揮官候補がリストアップされているが、残された時間はあまり多くないが守備よく新監督を決定させることができるか注目。
フィオレンティーナ
ジェンナーロ・ガットゥーゾ監督退任を発表
双方合意で契約解除へhttps://t.co/IlM9HlyoQ4— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 17, 2021