トルコリーグで戦うガラタサライが、パリ・サンジェルマン所属のFWマウロ・イカルディを獲得したことを発表した。
契約期間など発表されていないが、1年間のレンタル契約になると見られている。
新シーズン、パリSGを率いるクリストフ・ガルティエ監督の構想から外れ今夏の移籍が噂されていたイカルディ。
主要リーグの移籍マーケット閉幕直前まで動いていたものの、新天地が決まらずクラブ残留と見られていたが、一転トルコ移籍が決定した。
トルコの移籍マーケットは主要リーグよりも閉幕のタイミングが遅かったため、この取引が実現。
イカルディ移籍で最大の障害となったのが、選手が受け取る高額なサラリーだ。
しかし、パリSG側が最大限譲歩しイカルディのガラタサライ移籍が決定した。
ガラタサライの発表によると、22-23シーズンに発生するイカルディのサラリーは675万ユーロ。
このうち、600万ユーロをパリSGが負担し、残る75万ユーロをガラタサライが支払うことになる。
この取引はガラタサライには大きなメリットである一方、パリSGは大きな決断をせざるを得ない状況にあったと推測する。
レンタル契約で放出する選手のサラリーを保有元のクラブが負担するケースは多いが、今回の取引のようにサラリーの大半を保有権を持つクラブが負担することはレアケース。
ただ、大きな金額だが、それだけのサラリーを負担してまでもクラブに残しておくよりはレンタルで放出した方が良いというクラブフロントの決断のようだ。
ガラタサライ
パリ・サンジェルマン所属のFWマウロ・イカルディ獲得を発表
レンタル契約で加入へhttps://t.co/fjlaw3Rn14— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) September 9, 2022