バイエルン・ミュンヘンを率いるカルロ・アンチェロッティ監督に解任の可能性が浮上した。
先日、中国スーパーリーグから興味が示される報道が伝えられたばかりだが、水面下でバイエルン退任の可能性が伝えられている。
2016年夏にバイエルンの指揮官に就任したアンチェロッティ監督。
初年度にマイスターシャーレ獲得を実現したものの、チャンピオンズリーグやDFBポカールで結果を残すことができず。
その試合内容も前任のジョゼップ・グアルディオラ監督よりも守備的であり決してファンそしてクラブ首脳陣を納得させるだけのパフォーマンスを披露することができていなかった。
今季も、リーグ戦で早くも黒星を喫すなど苦しい開幕を迎えたバイエルン。
シーズン最後に帳尻を合わせることに長けたアンチェロッティ監督。
仮にチャンピオンズリーグやカップ戦で満足いくパフォーマンスを披露できなければクラブ首脳陣は早期な解任を決断することとなるかもしれない。
バイエルンは、すでにホッフェンハイムを率いるユリアン・ナーゲルスマン監督をリストアップしているという。
バイエルンとアンチェロッティ監督の契約の間には、チャンピオンズリーグで結果を残すことができなかった場合、2シーズン目で契約を解消する条項が含まれているとのことだ。
ドイツの地で満足感を得ているアンチェロッティ監督は、バイエルン退任となれば古巣プレミアリーグでクラブを指揮することを求めているという。
とはいえ、プレミアリーグの複数のトップクラブは新体制で今季をスタートしている。
アンチェロッティ監督レベルの指揮官が就任するクラブに空きがないのが現状なのだが。