ネイマールがパリSG残留を示唆、契約延長の可能性も浮上

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 パリ・サンジェルマン所属のFWネイマール。来夏の移籍市場でパリSG退団の可能性も噂されたネイマールが、クラブ残留を表明した。
 現地時間9日、異例の再戦となったバシャクシェヒルとCL最終節に臨み、ハットトリックを記録。

 

 消化試合ながら難しい戦いが予想されていたものの、“ 5-1 ”のスコアで解消し決勝トーナメント進出を決めた。
 近年、古巣バルセロナ移籍の噂が絶えず、一時交渉合意目前まで迫ったネイマール。

 

 昨年夏にもクラブに対し移籍トランスファーを提出するなど去就が注目。
 一方、バルセロナは財政面で苦しめられるもののFWリオネル・メッシの後継者としてネイマールを高く評価しており、獲得は諦めていない模様。

 

 そんななか、ネイマールはバシャクシェヒル戦終了後にメディアのインタビューに答えパリSG残留を示唆するコメントを残した。

 

「 僕はパリで本当に幸せなんだ。クラブにも、チームメイトにも心から満足だよ。移籍しようという考えは僕にはない。僕らは話し合わなければならないね。素晴らしい関係性があるし、幸せなんだ。今後どうなるか見てみよう 」

 

 この発言でネイマールは、今後もパリでのプレーを求めていることが伺える。
 昨年夏のタイミングでは移籍目前に迫り、ウスマン・デンベレがパリSG移籍を拒否したことで交渉が破断に。

 

 これが功を奏したか、トーマス・トゥヘル監督の下で変則的な日程を屈指のタレント力で乗り切りCL準優勝を勝ち取ったのが心境の変化の大きな要因に。
 さらに、今季ロナルド・クーマン監督の下で再始動したばかりのバルセロナだが、チームは改革に苦しみ波に乗り切れていない。

 

 どちらのクラブに在籍しておくのが理想的な選択可は、ネイマールがよく知っているはずだろう。
 なお、今後ネイマールはクラブ首脳陣と残留に向け話し合いを行い、契約延長の可能性についても話し合われることになるだろう。

 

 ネイマールとパリSGの現行契約は2022年まで。
 トゥヘル監督残留も契約延長の交渉の鍵になるとも考えられるが、近く契約延長について両者の間で交渉の席が設けられることは間違いなさそうだが果たして。

 

 

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