バイエルン、アトレティコからレマル引き抜きか?

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 アトレティコ・マドリー所属のMFトマ・レマル。バイエルン・ミュンヘンがレマル獲得に関心を示しているという。
 今夏にマンチェスター・シティから獲得したFWレロイ・サネが負傷を負い長期離脱が決定。

 

 バイエルンは、選手層に不安を抱えるサイドのポジションの補強を模索。
 2018年夏にASモナコからアトレティコへ加入したものの安定した出場機会確保に苦しむレマル獲得に関心を示している模様。

 

 バイエルンからの関心を受け、レマル自身新たなチャレンジに建設的な姿勢を見せているが交渉は難航を予想。
 すでにRBライプツィヒがレマル獲得に向けアトレティコと接触し、レンタル料400万ユーロの期限付き移籍のオファーを打診。

 

 アトレティコは、ライプツィヒからのオファーを拒否したという報道も。
 バイエルンは、サネ獲得で推定6000万ユーロの移籍金を投資。

 

 新型コロナウイルス感染拡大の影響で財政面に不安を抱える今夏にこれ以上の巨額投資は困難。
 アトレティコは攻撃陣の更なる補強を目指し、今夏にパリ・サンジェルマンを退団したFWエディンソン・カバーニをリストアップしており、レマルへ適切なオファーが届けば売却に建設的。

 

 アトレティコで本来のパフォーマンスを見せることができず市場価値の低下が懸念されるレマルだが、獲得に投資した移籍金7000万ユーロの回収を目指すことは間違いない。
 減価償却を勘案したとしても推定5000万ユーロに加え選手が受け取る推定600万ユーロのサラリー負担は、バイエルンにとって重くのしかかる。

 

 バイエルンは、レンタル契約での獲得の可能性も探っているとみられるが、レンタル料やサラリー負担の配分でアトレティコと合意を取り付けることができるか問題。
 アトレティコにとって、レマルを移籍が実現できれば次の一手を打つことができる状況にある。

 

 バイエルンは、レマル獲得でアトレティコが求める条件を提示することができるのだろうか?

 

 

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