バイエルン・ミュンヘン所属のDFダビド・アラバ。近年マーケットが開くたび、去就が注目のアラバがバイエルン退団を示唆した。
バイエルンDF獲得向け“クラシコ”勃発か。関係者はスペイン上陸に好意的とも
マルチロールをこなすDFダビド・アラバはレアルとバルサの関心の的となっているようだ。https://t.co/k1vetqFgcS pic.twitter.com/Hx3ZA4MGOG
— フットボールチャンネル⚽️ (@foot_ch) March 7, 2018
移籍先として最有力候補にされているのが、レアル・マドリーとバルセロナだ。
今季、ユップ・ハインケス監督の下で左サイドバックで主力を務めている。
サイドバック一択の選手であったものの、元指揮官であるジョゼップ・グアルディオラ氏の指導でプレーエリアが飛躍的に広がった。
今や、質の高いポリバレントな選手として成長。
本職のサイドバックに加え、センターバック、ボランチ、インサイドハーフと様々なポジションでプレーが可能。
選手側は、移籍を選択肢に入れているとみられており、早ければ今夏の移籍市場でバイエルン退団の可能性が取りざたされている。
かねてよりあら葉の去就に関心を示してきたのが、レアル・マドリーだ。
マドリーは、ここ数年アラバ獲得に関心を示し続け、バイエルンとも定期的に接触し続けていた。
良好な関係を構築しつつあるマドリーとバイエルンだが、ここにきてバルセロナが争奪戦に名乗りを上げたようだ。
スペイン2強で熾烈な争奪戦を繰り広げる一方で、マンチェスター・シティ、マンチェスター・ユナイテッドの2クラブも関心を示している。
バイエルンとアラバの現行契約は2021年に満了を迎える。現地メディアでは、この先選手の市場価値は減少していくことを予想。
今季、リーグ戦で19試合の出場とベストなシーズンを過ごせていないのが現状だ。
このまま出場機会が減少することとなれば、市場価値の下落は間違いない。
現在、フアン・ベルナトとポジション争いを繰り広げているが、このポジション争いは大きな一歩を歩んでいる。
マドリー、そしてバルセロナ両クラブには、左サイドバックには十分すぎるほどの選手を有している。
マルセロが健在で、その後を継ぐと期待されているのがテオ・エルナンデス。
ただ、テオの成長スピードが著しく遅く、現在29歳のマルセロの代役を務めるのであれば、急成長は必須だろう。
一方で、バルセロナもジョルディ・アラバ、リュカ・ディニ等で左サイドバックを構築している。
エルネスト・バルベルで監督にとって、左サイドバックでプライオリティをおいているのはJ・アラバ。
今夏にリュカ・ディニ移籍が噂されており、J・アラバとポジション争いができ戦力の拡充を目指している。
アラバ自身は、スペイン挑戦に強い関心を示している。
スペイン2強には即戦力級の選手が在籍していることを考えると、やや難しい取引になることは間違いなさそうなのだが。