レアル・マドリー所属のFWカリム・ベンゼマ。
フロレンティーノ・ペレス会長は、今季終了後にベンゼマを売却するプランがあるという。
ここ数年、アーセナルからターゲットとされてきたベンゼマ。
昨季より継続して本来のパフォーマンスを披露することができていないベンゼマに対し、ペレス会長は最後通告をしようとしているかもしれない。
これまで頑なにベンゼマを擁護し続けてきたペレス会長。
選手が12月に30歳を迎え、来夏の移籍市場で売り時だと考えているのかもしれない。
前述した通り、ベンゼマの移籍の有力先として伝えられているのがアーセナルだ。
今季終了後に、FWアレクシス・サンチェスの退団が確実視されており、大物ストライカーの補強は必須。
アーセナルは、未だベンゼマ獲得に関心を示しており、4400万ポンド程度の移籍金を用意して獲得を目指しているという。
30歳を迎えた選手に4000万ポンドを超えるオファーが届くことは異例。
この夏、大型補強が噂されてきたマドリーだが、ジダン監督の要請もあり小粒な戦力補強に終始。
黄金期を構築するのではないかとされてきたマドリーだが、今季開幕戦は大きく出遅れプレシーズン中の強さは何処へやらだ。
ジダン監督の求心力が急激に落ちつつある現状を考えると、再びペレス会長がマーケットで大ナタを振るう可能性もある。
報道では、ベンゼマの後釜としてトッテナムの器に収まらなくなり始めたFWハリー・ケイン獲得に向け動いているというが。
ケイン獲得は理想的なプランであるが、この夏にベンゼマ売却を決断していれば、パリ・サンジェルマンへ移籍したFWキリアン・ムバッペをチームに迎え入れることができたことは間違いないが。