エヴァートン、新監督にアラダイス氏招聘へ

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 次期監督を探し続けてきたエヴァートン。サム・アラダイス氏を新監督に招聘したことを発表した。
 契約期間は2019年まで。

 一度は、監督業から引退を表明していたアラダイス氏だが、半年間の休養を経て監督業へ復帰することとなった。
 アラダイス氏は、エヴァートン指揮官就任に対しクラブの公式サイトで次のようにコメントした。

「 前からエヴァートンは素晴らしいクラブだと思っていた。クラブが難しい時期にあるのは間違いないが、そこから可能な限り早く抜け出し、上を目指したい。監督、コーチ、オーナー、ディレクターにとって、熱意が重要だ。それこそ必要なものであり、リーグ上位へ上昇するため、それをファンに示していきたい 」

 今夏の移籍市場で1億5290万ポンドを補強資金に投資したエヴァートン。
 だが、前半戦不調な立ち上がりでシーズンを迎えたエヴァートンは、プレミアリーグ第9節を終了した時点で降格圏内の19位と低迷。

 現地時間10月23日にロナルド・クーマン前監督を解任。
 後任に、デイビッド・アンズワース氏を暫定監督に就任させ1ヶ月以上指揮官の席が空席の状態が続いていた。

 “ ビック・サム ”の愛称で知られるアラダイス氏。残留請負人としてプレミアリーグで高く評価され、2016年にはイングランド代表監督に就任した過去を持つ。

 昨季、クリスタル・パレスの指揮官を務め、プレミアリーグ残留に導いたアラダイス氏。
 降格圏を脱したとは言え、今季苦しい戦いを強いられているエヴァートンを、復調させることができるだろうか?

 

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