レアル・マドリーがFWエデン・アザール売却を検討している。
2019年夏に1億ユーロを超える移籍金でチェルシーからマドリーへ加入したアザール。
フィジカルコンディションに問題を抱え、チェルシー時代のような輝きを取り戻すことができず出場機会が限定。
今季からクラブを率いるカルロ・アンチェロッティ監督の下で大きく成長したFWヴィニシウス・ジュニオールが飛躍的に成長。
今季、アザールのリーグ戦での出場機会は10試合( 先発出場は4試合 )と事実上の控え要員。
今季終了後にパリ・サンジェルマンとの現行契約が満了を迎えるFWキリアン・エムバペ獲得が濃厚であり、選手に支払う推定3000万ユーロとされる高額な年俸の負担を重く考え、売却を検討。
ただし、アザールの現在のパフォーマンスでは買い手がつかない可能性を考え、今冬にレンタルというかっちで放出を考えているという。
不調に苦しむアザールの去就には、古巣チェルシーや新政権が発足したニューカッスルが関心を示している模様。
今冬以降、ビッグネーム獲得に強い関心を示すニューカッスルは、プレミアリーグで大きな結果を残すアザール獲得に強い関心を示しているとも。
マドリーとアザールの現行契約は2024年まで。
クラブとしては、年俸と反比例する選手のパフォーマンスを見過ごすことはできず、オファーが届けば交渉の席に着くことになるだろう。
問題は、アザール自身マドリー残留を強く望んでいること。
クラブ間の交渉が成立した場合でも、現行契約を主張し残留の姿勢を貫く可能性も考えられる。
フロレンティーノ・ペレス会長は、昨季トッテナムへレンタルで放出したFWガレス・ベイルと同様の手段でアザールの放出を検討していると伝えられるが果たして。
レアル・マドリー
今冬にFWエデン・アザール放出を検討https://t.co/tvKE3yXFOr— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 11, 2021