インテルとローマ間で大型トレード実現か?サンチェスとジェコのトレード成立に向け交渉へ

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 インテル所属のFWアレクシス・サンチェスとASローマ所属のFWエディン・ジェコ両選手のトレードに向け両クラブが交渉を行なっているようだ。
 両選手は、それぞれレンタル契約での獲得になる方向で調整を進めている。

 

 今季、公式戦で20試合に出場し8得点2アシストを記録するジェコ。
 ローマの攻撃の中心として活躍を続けるベテラン選手だが、クラブを率いるパウロ・フォンセカ監督と関係悪化の状況にあるとのこと。

 

 現在、ジェコはチーム練習から離れ1人でハードワークを続けている現状にあり、今季終了までチームに残留した場合、干させる可能性が十分にあり得る。
 一方、アレクシス・サンチェスは2019年夏にマンチェスター・ユナイテッドからレンタル契約でインテルへ加入。

 

 インテルで見事に復調したサンチェスは、2020年夏に完全移籍でインテルへ。
 今季、公式戦19試合に出場し2得点4アシストを記録している。

 

 サンチェスとジェコは、現在クラブから推定750万ユーロのサラリーを受け取っている。
 ただ、サンチェスは昨年夏にユナイテッドから完全移籍で加入したことで、過去2年間にイタリア国外で働いた人間の給与に値する税金が最大50%割り引かれる措置を受けている。

 

 この措置が両クラブが画策する大型トレードの足枷になるかもしれない。
 両クラブともに、決して潤沢な資金を持ち合わせているわけではない。

 

 金銭問題が交渉の大きな障害になることは間違いない。
 ただ、昨季までローマとジェコは蜜月な関係を構築し現行契約には、現役引退後のフロント入閣が約束される条件が付与されているとの報道もある。

 

 インテルを率いるアントニオ・コンテ監督は、以前からジェコを高く評価し獲得の可能性を模索し続けてきた。
 ただ、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、金銭面に大きな不安を抱えているのが現状。

 

 インテルがジェコを獲得することになれば、サラリーの持ち出し割合が増加することになるため、人件費を圧迫することは間違いない。
 果たして、今冬の移籍市場閉幕直前のタイミングで伝えられた大型トレード報道。

 

 実現する日がやってくるのか注目が集まりそうだ。

 

 

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