アーセナル所属のFWアレクシス・サンチェス。今季終了後にアーセナルとの現行契約が満了を迎え、フリートランスファーでの移籍が噂されている。
今夏の移籍市場でもサンチェスの去就が注目され、マンチェスター・シティがマーケット閉幕直前まで獲得の可能性を探っていた。
シティは、この夏に移籍金6000万ポンドのオファーをアーセナルに提示。
だが、アーセナルは最後まで売却を拒否し続け、交渉が決裂しクラブへ残留することに。
サンチェスは、すでにシティ移籍を決断しているとも言われており、両者の間では移籍が既成事実とされているという。
たとえ、来夏にレアル・マドリーが獲得に関心を持ったとしても、シティ加入の意思は固い。
来夏の移籍市場でシティ移籍へ向かっているが、前線の活性化を画策するシティは今冬の移籍市場でサンチェス獲得に動くのではないかとも伝えられているのが現状のようだ。
一方で、可及的速やかに前線のタレントの獲得を急ぐマドリーが、サンチェスをリストアップしているとも。
FWアルバロ・モラタをチェルシーへ売却し、FWカリム・ベンゼマが6週間の負傷離脱が確定。
モラタの代役を獲得しなかったマドリーは、前線の補強にリーガでプレー経験のあるサンチェスを高く評価しているという。
依然として去就が不透明なFWガレス・ベイルの動き次第では、サンチェスはマドリーにとって良いオプションとなることは間違いない。
だが、ことは簡単に進まないだろう。この夏、最後までアーセナルでくすぶり続けたサンチェスに救いの手を差し伸べ続けたシティへの恩義は忘れてはいない。
早ければ、今冬の移籍市場でサンチェスのシティ移籍が決定する可能性もあり、昨季のエースがリーグ戦の途中で離脱することは大きな痛手であることは言うまでもないのだが。