来季に向けた監督人事に注力するマンチェスター・ユナイテッドが、チェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督を次期指揮官候補にリストアップしたようだ。
現指揮官のラルフ・ラングニック監督は、今季終了までの契約で暫定監督として活動。
ラングニック監督は、来季以降フロント入閣が予定されており、クラブは新たな監督を探している。
そんななか浮上したがの、クラブ買収騒動で揺れるチェルシーを率いるトゥヘル監督だ。
これまで、パリ・サンジェルマンのマウリシオ・ポチェッティーノ監督やアヤックスのエリック・テン・ハウ監督らが有力視されていたが、チェルシーオーナーのロマン・アブラモビッチ氏に対する資産凍結などでクラブが苦しい状況に置かれ、トゥヘル監督の去就に影響する可能性が浮上。
チェルシーとトゥヘル監督は2024年までの契約を締結しているが、クラブ売却や運営方針によって退任の可能性も。
一方で、チェルシーもクラブ売却に向けた交渉が進まず資金難に陥れば、ユナイテッドから高額な補償金の提示がなされれば受け入れるのではないかという見方もある。
今季、成績不振の影響もあり来季チャンピオンズリーグ出場権確保に失敗すれば、新監督探しに大きな影響が生じることは間違いない。
クラブフロントは、今季終了前に新監督人事を確定させることに注力することは必然。
チェルシーで不安定な状況にあるトゥヘル監督の就任を確定させることができれば、来季に向け大きな一歩を踏み出すことができそうだが果たして。
マンチェスター・ユナイテッド
次期指揮官にチェルシーを率いるトーマス・トゥヘル監督引き抜きを画策か?https://t.co/GWQgY7UA07— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 16, 2022