フルアムが、クラブを率いるクラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表した。後任はスコット・パーカー氏が暫定監督を務めることになるという。
フルアム
クラウディオ・ラニエリ監督の解任を発表
暫定監督にはスコット・パーカー氏就任へhttps://t.co/Qr87KF65oL— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) March 1, 2019
今季、プレミアリーグ昇格組のフルアムは、昨年夏の移籍市場で大型補強を断交しスラヴァシャ・ヨカノヴィッチ元監督の下でリーグ戦をスタート。
だが、成績が振るわずリーグ第12節を終えた時点で最下位と大ブレーキ。
プレミア残留を目指し、残留請負人として名高いクラウディオ・ラニエリ監督を招聘しチーム再建を託す。
就任初戦で勝利を収めたものの、以後6試合で勝ち星なしとチーム再建に失敗。
リーグ第29節終了時点で、リーグ19位と降格圏内をさまよっていた。
今季の低迷に歯止めをかけるべく、クラブは2度目の指揮官解任を言い渡すことに。
後任を務めるパーカー氏には、必要以上のプレッシャーの中戦わなければならないだろう。
現役時代、チェルシーやトッテナム、ニューカッスル、ウェストハムといったクラブでプレーし、多くの指揮官のもとで学びイングランド代表も経験し実績も十分。
唯一の懸念は、指導者としてのキャリアが浅すぎる点か?
引退後2年目のシーズンで、降格圏内をさまようクラブの指揮を執ることとなる。
18位につけるカーディフとの勝ち点差は“ 8 ”と差は大きい。
勝ち点を着実に積み上げることが、今後の課題となりそうだ。