パリ・サンジェルマンは、クラブを率いるトーマス・トゥヘル監督との契約を解除したことを正式発表した。
昨季、クラブ悲願となるチャンピオンズリーグ決勝進出を決めたものの、バイエルン・ミュンヘンに破れ準優勝ながも好成績を残したトゥヘル監督。
今季、CLグループステージを首位で通過し決勝トーナメント進出を決めた。
リーグ戦では離脱者が多い中で、リーグ・アン3位と好位置をキープしリーグ4連覇実現に向け余念のない状況下にあるのが現状。
だが、トゥヘル監督はとりわけクラブ上層部と意見が対立するなど関係性悪化が表面化してきた。
特にレオナルドSDとは犬猿の仲であると伝えられ、今季開幕意向解任の可能性が幾度となく伝えられてきた。
そんななか、リーグ前半戦が終了したタイミングでトゥヘル監督解任を発表。
後任にはクラブOBとなるマウリシオ・ポチェティーノ氏が有力視されている。
国内リーグ1強状態が長く続き、本命となるCL制覇に向け大型補強を続けるパリSG。
歴代指揮官が潤沢な攻撃陣のベストな起用方法を模索し失敗を続けてきた。
CL準優勝という結果を残し問題児と化しバルセロナ移籍を決断したネイマールを翻意するなど、クラブに残した貢献は非常に大きい。
この名指揮官を解任したパリSG。
後任最有力候補とされるポチェティーノ氏が、どのようなトゥヘル前監督を超えるようなクラブを構築することができるか注目が集まる。
パリ・サンジェルマン
トーマス・トゥヘル監督解任を発表https://t.co/3DlhdnDrAr— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) December 29, 2020