トッテナム、新監督にアントニオ・コンテ氏の就任を発表

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 トッテナムが、アントニオ・コンテ新監督誕生を正式発表した。
 コンテ監督とトッテナムは、2023年までの契約を締結。この契約には延長オプションが付随しているという。

 

 トッテナムは、今夏にヌーノ・エスピリト・サント前監督を招聘。
 今季、リーグ戦で開幕3連勝と最高の形でスタートを切ったものの、その後深刻な得点力不足と守備組織崩壊に悩まされ急降下。

 

 現地時間10月30日に行われたプレミアリーグ第10節のマンチェスター・ユナイテッド戦で“ 0 – 3 ”での完敗を受けヌーノ前監督の解任を決断。
 その後、コンテ監督と接触し新監督就任でスピード決着した。

 

 現在52歳のコンテ氏は、2011年夏から2014年夏まで率いたユヴェントスでリーグ3連覇を達成。
 2016年夏にチェルシーの監督に就任し、就任1年目の16-17シーズンにプレミアリーグ優勝を達成。

 

 2019年にインテル指揮官に就任し、就任2年目の20-21シーズンに11年ぶりとなるリーグ優勝を達成。
 優勝請負人として各クラブで結果を残し続けた一方で、クラブ首脳陣との確執が表面化し退任するなど負の側面も併せ持つ人物。

 

 とりわけ、補強について高い要求を突きつけるコンテ監督だが、補強資金に限りのあるトッテナムが指揮官の要求するレベルの選手を今後獲得していくことができるのか?
 来夏の移籍市場で満足できる補強を行えなければ途中辞任の可能性も考えられるが。

 

 

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