チェルシーが、新監督にトーマス・トゥヘル氏が就任したことを発表した。
チェルシーとトゥヘル監督は、2022年までの1年半の契約を締結。この契約には延長オプションも付与されているとのこと。
トゥヘル監督は、チェルシーの公式サイトを通じて次のような意気込みを語った。
「 私自身とスタッフを信頼してくれたチェルシーに感謝したいと思う。フランク・ランパードのチェルシーにおける仕事やレガシーに最大限の敬意を表したい。それに加え、新しいチームを率いて世界で最も難しいリーグで戦うことを楽しみにしている 」
フランク・ランパード前監督の解任は早すぎるという意見が多かったが、リーグ後半戦巻き返し、チャンピオンズリーグで結果を残すことを考えれば、解任のタイミングはベストな選択だったのかもしれない。
確固たる信念を持ちピッチに選手を送り出すものの、自身が体現したいサッカーが最後まで見えず選手たちが迷走するシーンも度々みられた。
補強禁止というマイナスのスタートから、世代交代など大きな課題を直面にしリーグ4位とノルマを達成。
ただ、昨年夏の大型補強をチームとして昇華させることができず迷走。
最後までランパードスタイルを体現することができず、解任の憂き目に。
ボルシア・ドルトムント、パリ・サンジェルマンで好成績を残し名将の仲間入りを果たしたトゥヘル新監督。
これまで歴任してきたクラブで結果を残してきたが、経営層と度々衝突するなど希少の荒さが目立ったトゥヘル新監督。
実は、最もリスクの高いクラブの指揮官に就任することになりそうだ。
なお、トゥヘル新監督就任でクラブで取締役を務めるマリナ・グラノフスカイア氏は次のようなコメントを残した。
「 シーズン途中に監督を交代することは決して簡単なことではないが、ヨーロッパ最高レベルと称されるトーマス・トゥヘル監督を呼ぶことができて非常に満足している。今シーズンもまだまだ多くの試合が残っており、これからの目標もたくさんある。トーマス・トゥヘル監督をチェルシーに歓迎したい 」
チェルシー
トーマス・トゥヘル新監督就任を発表https://t.co/PpGVm7r7yX— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) January 27, 2021