チェルシーが、現指揮官マウリツィオ・サッリ監督を解任し、後任にジネディーヌ・ジダン氏の招聘を目指しているようだ。
マウリツィオ・サッリ監督解任論が再浮上
チェルシーがジネディーヌ・ジダン氏を新監督招聘を検討か?https://t.co/qNWrJGF2CD— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) February 13, 2019
昨年夏にナポリからサッリ監督を引き抜いたチェルシー。
リーグ前半戦好成績を収めクラブ首脳陣から高く評価されたサッリ監督のスタイルだが、中盤戦以降勝ちきれない試合が増加。
リーグ第26節のマンチェスター・シティ戦で6失点を喫し大敗したことから、サッリ監督の去就が不透明になり始めてきた。
現在、チェルシーはリーグ6位に位置している。
一時、首位争いを演じていたクラブとは思えないほどの低迷で、築き上げたサッリ監督の信頼も崩れつつあるのが現状。
指揮官は、与えられた職務を着実にこなすだけと強調しているものの、今季のノルマはチャンピオンズリーグ出場権獲得だ。
クラブ首脳陣は、後半戦打開に向け指揮官交代を決断する可能性を検討。
レアル・マドリーでチャンピオンズリーグ3連覇という偉業を成し遂げたジダン氏招聘を検討している。
ただ、このオペレーションには多くの問題を残すことは間違いない。
なによりも、ジダン氏がプレミアリーグのサッカーを高く評価していない点だ。
「 プレミアリーグのサッカーは欧州のスタイルとは別物 」
こう話しており、さほど高く評価している印象はない。
指揮官候補自身が、イングランドでの仕事に魅力を感じていない以上、口説き落とすためにはタフな交渉が強いられることは間違いない。
すでに、現役時代活躍したユヴェントスがジダン氏招聘を画策しているとの噂もあるほどだ。
とりわけ、シーズン途中の難しいタイミングで、戦力が十二分とは言い切れないチェルシーというクラブをジダン氏が率いるかも甚だ疑問。
ジダン氏招聘となれば、クラブに在籍する選手に与える影響も大きなものとなることは間違いないが、このオペレーションが日の目を見ることとなるのか注目だ。