インテルが、クラブの新指揮官にシモーネ・インザーギ氏を招聘したことを発表した。
2019年にアントニオ・コンテ前監督を迎え就任2年目に11年ぶり19度目のスクデット獲得に成功。
ユヴェントス一強時代に終止符を打ち、来季リーグ連覇やチャンピオンズリーグでの飛躍のシーズンが期待されてきた。
だが、クラブと戦力補強について対立があり突然の辞任。
後任監督人事招聘に注力してきたインテルは、ラツィオを退任したシモーネ・インザーギ監督をターゲットにし交渉を進めてきた。
交渉は大きな障害もなく、スムーズに進められシモーネ・インザーギ監督が新指揮官に就任することが決定。
シモーネ・インザーギ監督には、今後茨の道が待っていることは間違いない。
インテルは、今夏の移籍市場で収支を大幅な黒字化を目指しており、スクデット獲得メンバーを維持することが困難な状況にあるからだ。
すでに、FWロメル・ルカクやFWラウタロ・マルティネス、DFアクラフ・ハキミといった今季を象徴する活躍を披露した選手に移籍の噂が絶えない。
シモーネ・インザーギ監督にとって、開幕前に大きな問題と向き合わないといけない前途多難なスタートとなるが、来季全てのコンペティションで好成績を求められる重圧をいかに跳ね返していくことができるか注目。
インテル
シモーネ・インザーギ監督就任を発表https://t.co/EbEJEBvRgq— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 3, 2021