アーセナルが、来季クラブを率いるアーセン・ヴェンゲル監督の後任としてカルロ・アンチェロッティ氏招聘に向け交渉を進めているようだ。
今季途中に、バイエルン・ミュンヘン指揮官を成績不信を理由に解任されたアンチェロッティ氏。
現在、静養に時間を充てているが、来季以降監督業復帰に意欲を見せており、プレミアリーグでの現場復帰を強く求めている。
ヴェンゲル監督とアーセナルの現行契約は2019年まで残している。昨季を終了した時点で契約延長か否かの去就が注目されていたヴェンゲル監督だが、後任人事が定まらずヴェンゲル監督を慰留。
だが、2004年を最後にリーグ制覇を達成できていない現状にクラブ関係者はヴェンゲル政権の限界を考えていることは間違いないだろう。
そこで後任に浮上したのが、過去5カ国で20ものタイトルを獲得してきた名称アンチェロッティ氏将兵に向け、4年契約で1000万ユーロのサラリーのオファーを提示しているようだ。
さらに、インセンティブも支払われるとされており両者は基本合意に達しているとも伝えている。
アンチェロッティ氏の下には、すでに複数のクラブからオファーが届いており、古巣ACミランやレアル・マドリー、イタリア代表など様々な噂が飛び交っているのが現状だ。
だが、これらのオファーに全く興味を示していないアンチェロッティ氏が最後までこだわるのはプレミアリーグでの監督業復帰だ。
プレミアトップ6の中で唯一可能性があるのがアーセナルとチェルシー。
両クラブとも今季終了後に監督人事に着手するとみられており、どちらかのクラブにアンチェロッティ氏が招聘されるという見方が強いのが現地メディアの情報だ。