アトレティコ・マドリー所属のFWニコラ・カリニッチ。ASローマ移籍が正式決定した。
今夏の移籍マーケット最終日に、買取オプション付きのレンタル契約での移籍が決定。
ローマは、アトレティコに対し200万ユーロのレンタル料を支払うことになり、オプション行使の場合900万ユーロの移籍金が支払われることになるという。
フィオレンティーナで活躍し、2017年夏にレンタル契約でACミランへ新天地を求めたカリニッチ。
翌年、完全移籍を勝ち取るもミランで大きなパフォーマンスを披露することはできなかった。
昨年夏、アトレティコへ完全移籍で加入したカリニッチだが、ディエゴ・シメオネ監督の下で出場機会を確保できず、リーグ戦で17試合の出場にとどまっていた。
今季、アトレティコの大胆な戦力の入れ替えでポジション確保のチャンスも訪れたものの、ベンフィカからFWジョアン・フェリックスをクラブ史上最高額の移籍金で獲得したことでカリニッチは構想外へと陥落。
売却を目指し精力的に動いていたアトレティコ。
FWパトリック・シック移籍が噂されたローマがは、カリニッチをリストアップしアトレティコと交渉。
はれてレンタル契約での獲得をこぎつけたローマ。
カリニッチは、クラブの公式サイトで次のように喜びのコメントを残している。
「 偉大なクラブに来れて幸せ。誇りに思う。ローマは素晴らしい歴史を持つクラブだ 」
カリニッチは、チームの中心選手として活躍するFWエディン・ジェコとポジションを争うことに。
勝手を知るセリエA復帰で、再び好パフォーマンスを披露することができるか注目。
ASローマ
アトレティコ・マドリー所属のFWニコラ・カリニッチ獲得を発表
買取オプション付きのレンタル契約で合意https://t.co/1Fm16hDsjo— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) September 3, 2019