今季、レンタル契約でボルシア・ドルトムントからベジクタシュへ加入しプレーしていたMF香川真司。レンタル期間満了でドルトムント復帰の可能性が濃厚となったようだ。
ベジクタシュへレンタル移籍中の香川真司
ボルシア・ドルトムント復帰が濃厚
完全移籍に向け交渉もベジクタシュが移籍金の支払いに難色https://t.co/YeUncTxpqI— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) May 21, 2019
ドルトムントとベジクタシュは、今季終了までのレンタル契約で香川を獲得している。
両クラブの契約には買取オプションが付与されている。
完全移籍で獲得するためには、移籍金1200万ユーロの支払いが必要であり、財政状況に苦しむベジクタシュが支払える金額ではないとのこと。
ベジクタシュは、今季加入以降好パフォーマンスを披露した香川を完全移籍で獲得を求めている。
ただ、設定された移籍金はあまりにも高額だ。
今回の取引で締結した買取オプション行使について次の通りコメント。
「 我々は今シーズンのように、トルコの1部リーグで日本人スタープレーヤーの活躍する姿を見ることは叶わないだろう。ドルトムントから借り受けた香川を買い取りたいという以降のあるベジクタシュだが、ドイツのトップチームは、香川の買取に1200万ユーロを要求した。この金額はこのクラブが支払える金額では到底なく、香川との交渉は深い水の底に沈んだ 」
ドルトムントとの現行契約が2020年に満了を迎える香川。
今夏、中盤に多くの選手を獲得する予定のドルトムントでは、香川がプレーするポジションは用意されていない。
年齢、残年数を考えれば、今夏が売却の理想的なタイミングであることは間違いない。
スペイン挑戦を希望するとの報道もあった香川。
ただ、30歳を迎え近年のドルトムントでスタメンを確保できていなかった香川獲得に関心を示すクラブは少なそう。
結果を残せたベジクタシュへの移籍が理想的な選択なのかもしれないが、ドルトムント側が移籍金の減額を良しとしない限り交渉の進展は見られない。
去就が注目される香川だが、今夏どのようなキャリアを歩むこととなるのか注目だ。