インテル所属のMFをイヴァン・ペリシッチ。マンチェスター・ユナイテッド移籍に向け交渉が加速しているようだ。
すでにプレシーズンをスタートしたインテル。
ルチアーノ・スパレッティ監督の新シーズンの構想に含まれているペシリッチだが、選手本人の胸中はインテル退団に大きく傾いているという。
ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督が、この夏の補強にペシリッチの去就に注目しており、獲得の可能性を探っている。
一度は、高額な移籍金がネックとなり獲得交渉から撤退したユナイテッドだが、意中の選手であるアトレティコ・マドリー所属のFWアントワーヌ・グリーズマン獲得が不可能となったため、ペシリッチ獲得に向け再交渉を始めたようだ。
ペシリッチは現在、インテルと2020年まで現行契約を締結し、300万ユーロのサラリーを受け取っている。
現時点では契約の詳細は明らかにされていないものの、ユナイテッド側はインテルの条件を遥かに超えるオファーを用意しており、選手側とプレ契約を交わしているとされている。
スパレッティ監督の構想の中心選手とされているペシリッチ。
指揮官はペシリッチ流出を避けるべく、クラブ側に新契約をオファーするよう打診。
クラブ側は、現在の年俸に100万ユーロ上乗せし、さらに1年延長した2021年までの契約を提示したものの、ペシリッチ側はこのオファーを拒否している。
クラブ、そして選手の契約延長は事実上不可避となったことから、この夏の移籍は加速することとなるだろう。
残すは、ユナイテッド側がインテルを納得させるだけのオファーを提示するかどうかに関心は移っているのだが。