“ 禁断の移籍 ”を画策するアトレティコ、マドリーのM・ジョレンテ引き抜きは今季終了後に持ち越しか?

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 レアル・マドリー所属のMFマルコス・ジョレンテ。今夏の移籍市場でアトレティコ・マドリーがM・ジョレンテ獲得に向け動いていた。

 アトレティコを率いるディエゴ・シメオネ監督は、M・ジョレンテが将来のスター選手の卵として高く評価しており、獲得に向け全力を注ぐと伝えている。
 だが、ジネディーヌ・ジダン監督から高く評価され、今季の構想に含まれているM・ジョレンテを完全移籍で売却する意思はマドリーにはない。

 同選手には2億ユーロの契約解除金を設定しており、移籍交渉も簡単には進まないだろう。
 これまで、マドリー残留でMFカゼミーロのバックアッパーを務めると目されてきたが、ここにきてセビージャへのレンタル移籍が目前まで迫っている。

 特に、アトレティコは今夏の移籍市場での戦力補強は禁止されている現状を考えると、M・ジョレンテ獲得オペレーションを実行するのは得策ではない。
 M・ジョレンテを高く評価し、チーム全体の若返り化とマンネリ化を打開すべく、1シーズンをかけて同選手の獲得を説得していくことになるという。

 マドリー復帰で、トップチーム帯同のチャンスを得たM・ジョレンテ。
 だが、ポジションを争うのがカゼミーロ、MFトニ・クロース、MFマテオ・コヴァチッチと代表常連組の選手ばかり。

 近年のマドリーは、ターンオーバーを積極的に取り入れており、M・ジョレンテにも一定の出場機会が与えられることは間違いない。
 この夏、DFテオ・エルナンデスを強奪されたアトレティコ。

 “ 逆禁断の移籍 ”を実現させるべく、アトレティコは大きく動く可能性は十分に残されているのだが。

 

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