中国スーパーリーグの大連一方に所属するFWヤニック・カラスコ。欧州復帰に向け試行錯誤を続けているようだ。
アトレティコ・マドリーで主力として活躍したカラスコだが、2018年2月に突如中国挑戦を決断。
巨額なオファーを受け、中国行きを決めたカラスコだが、中国での生活に満足していない様子であり、欧州復帰を目論んでいるという。
カラスコは、母国ベルギーのメディアに対し自身の去就について次の通りコメント。
「 今オファーを受けている。代理人との交渉が順調に進んでいる。僕はクラブで最も重要な選手だが、会長には理解して欲しいと思う 」
「 中国でのサッカーが気に入らないわけじゃない。順調だ。家族のために欧州でプレーしたい。中国への移籍を公開していない。いろいろなことを学んで大きく成長できた。だが今の僕の望みは戻ることだ 」
復帰の大きな理由は不明だが、中国での環境と家族問題が大きな要因と予想。
アトレティコで準レギュラーとしてのポジションでくすぶっていたカラスコの元に中国から届いた巨額のオファーと出場機会の確保。
大きく心が揺れ、新天地を求めたものの想像とは異なる環境に慣れることすら難しかったのかもしれない。
近年、若くして中国へ新天地を求めた選手が欧州へ復帰するケースが多く見られる。
欧州復帰を目指すカラスコには、今冬の移籍市場以降アーセナルが積極的に獲得に動いていた。
だが、冬の取引はバルセロナからデニス・スアレスをレンタル契約で獲得に成功したこともあり、カラスコの交渉から撤退。
ただ、D・スアレスのバルセロナ復帰が決定的であり、前線の補強に注力するアーセナルがカラスコを確保することとなるのか注目だ。
大連一方所属のFWヤニック・カラスコ
欧州復帰に向け交渉へ
アーセナル移籍が有力か?https://t.co/FLNWQWYlfG— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 7, 2019