最終ラインの補強が決まらないアーセナル、ドルトムントのザガドゥ獲得に興味

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 ボルシア・ドルトムント所属のDFダン=アクセル・ザガドゥ。最終ラインの補強を目指すアーセナルがザガドゥ獲得に関心を示しているようだ。
 今夏の移籍市場で最終ラインの補強を目指すアーセナル。

 

 これまで、パリ・サンジェルマン所属のプレスネル・キンペンベや、サンテティエンヌ所属のウィリアム・サリバなど複数の選手をリストアップし接触を続けてきた。
 だが、今夏の補強予算4500万ポンドがネックとなり、リストアップした選手との交渉は停滞。

 

 アーセナルは、複数のセクションの補強を目指しつつ、現有戦力の維持に注力するのが現状で、移籍金が高騰する現状では選手の引き抜きに苦慮しているのが現状。
 そんななか、新たにリストアップしたのがU-20フランス代表にも名を連ねるザガドゥだ。

 

 着実な成長で徐々に出場機会を確保するザガドゥ。
 今季、リーグ戦で17試合に出場し2得点をマークするなど将来性を感じさせるパフォーマンスを残す。

 

 ドルトムントとザガドゥの現行契約は2022年まで残しており、選手自身も移籍を望んでいないため獲得には相応の投資が必須。
 ただ、獲得成立に向け打開策がないわけではない。

 

 この夏、ドルトムントはバイエルン・ミュンヘンからマッツ・フンメルスの復帰が決定。
 フンメルスが最終ラインの主力として定着すれば、ザカドゥの出場機会の減少が危惧される。

 

 出場機会増加をザカドゥが求めれば、移籍の可能性が高まる可能性もある。
 ただ、やはりネックはアーセナルの低予算、そして来季チャンピオンズリーグ出場権を持たない点だろう。

 

 完全移籍での獲得は困難なことは間違いない。
 獲得に踏み切るのであれば、買取オプション付きのレンタル契約というのが理想的な着地点になると考えるのだが、果たして。

 

 

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