アウクスブルク所属のFW宇佐美貴史。ガンバ大阪への完全移籍が正式決定した。
2016年にブンデスリーガへ新天地を求めていこう3年ぶり2度目のガンバ復帰となる。
自身、ドイツ2度目の挑戦となった宇佐美。
ポジション争いに敗れ、2017年にドイツ2部リーグのデュッセルドルフへレンタル契約で加入。
2部リーグ優勝を経験しブンデスリーガ昇格に大きく貢献。
ただ、今季ブンデスリーガで出場機会を得ることができず、リーグ戦で19試合出場の1得点のみと制裁を欠いていた。
レンタル契約終了でアウクスブルクへ復帰したものの、クラブの構想から外れていた。
宇佐美のプレースタイルから考えれば、欧州で活躍の場を見出すことは難しかったのかもしれない。
選手本人も『 2度目もダメだったというのが、清々しいぐらい自分の中である 』と認めた。
周りを活かすテクニックを持つ選手は、欧州にごまんと居る。
とりわけ運動量とフィジカルが重視されるブンデスリーガでは、宇佐美の線の細さは致命的。
フィジカルは欧州で活躍する日本人選手と比較しても、宇佐美にとってはウィークポイントの一つ。
選手のキャリアの中で最も充実した時間を過ごそうとする宇佐美のJリーグ復帰は良き選択なのかもしれない。
実に3年ぶりの日本復帰。
低迷するガンバ復調のきっかけとなるか？
2014年の国内3冠を知る数少ないメンバーだけに、Jリーグでの活躍が大いに期待されそう。
ガンバ大阪
宇佐美貴史獲得を正式発表https://t.co/CT5BH6KnpP pic.twitter.com/hqubvvd3Eu— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 24, 2019