ローマ、エメルソンに続きジェコ売却を決断か?

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 今冬の移籍市場でチェルシーが獲得に興味を示しているローマ所属のFWエディン・ジェコ。チェルシー移籍が決定的となったようだ

 

 今冬の移籍市場でストライカーの補強に注力するチェルシーが、セリエAで好パフォーマンスを披露するジェコ獲得に興味。
 特にアントニオ・コンテ監督は、攻撃陣にさらなるオプションを求め本格派CF獲得を熱望。

 

 アンディ・キャロルやピーター・クラウチ等がリストアップされたものの、保有権を持つクラブが放出に難色を示したため、ジェコを新たなターゲットとして交渉を進めてきた。

 

 ローマは、チェルシーと移籍交渉の席を持ち3000万ユーロの移籍金に加え400万ユーロのインセンティブを支払うことで基本合意。
 インセンティブに関しては、交渉の最終局面において増額される可能性があるが、ジェコのチェルシー移籍は確実となった。

 

 昨季、セリエAで得点王を勝ち取ったジェコ。今季、リーグ戦で5位に位置し来季のチャンピオンズリーグ出場権確保に向け激しい戦いを強いられている。

 

 チームにとって、エースストライカーであるジェコの放出は計り知れないダメージである。
 だが、今季途中に32歳を迎え2015年なつにマンチェスター・シティから獲得した際に投資した総額1500万ユーロの回収が見込め、同選手に届くオファーはラストチャンスと判断したことは間違いないだろう。

 

 ローマにとって唯一の救いは、ジェコの代役候補として今夏の移籍市場でサンプドリアからFWパトリック・シックを獲得している点だ。
 今夏にユヴェントス移籍で基本合意に達していたシックだが、同クラブのメディカルチェックの際心臓疾患が発見されローマへ新天地を求めていた。

 

 失意のもとでローマへ新天地を求めたシックだが、今季リーグ戦では無得点。チーム内得点王のジェコの控えとしてのポテンシャルは申し分ないものの、波に乗り切れていない現状を考えると。

 

 ジェコそしてエメルソン売却で巨額の収益を得るローマは、リヴァプールで出場機会の確保に悩むFWダニエル・スターリッジ獲得に関心を示している。

 

 スターリッジに関しては、インテル移籍で基本合意に達したとも伝えられているが、“ ウルトラC ”を実現させることとなるか注目が集まるだろう。

 

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