レヴァークーゼン所属のFWユリアン・ブラント。リヴァプールとユヴェントスが激しい争奪戦を繰り広げているようだ。
レヴァークーゼン所属のMFユリアン・ブライト
リヴァプールとユヴェントスが争奪戦へhttps://t.co/QBBba5Z1En— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) April 17, 2019
今季、クラブの攻撃陣を牽引する若干22歳のブラント。
公式戦で7ゴール14アシストを記録するレヴァークーゼンの至宝は、今夏の移籍市場で大きな注目を集めている。
2018年に開催されたロシア・ワールドカップにドイツ代表で選出されるなど、ドイツ国内で将来が嘱望される逸材の1人。
今季の好パフォーマンスで欧州を代表するビッグクラブが熱視線を送っていることは間違いない。
同選手をとりわけ高く評価しているのが、ドイツ人選手をよく知るユルゲン・クロップ監督だ。
リヴァプールは、昨年夏の移籍市場でもブラント獲得に動いた過去がある。
ただ、ビッグクラブでの出場機会確保を難しく考えたブラントがレヴァークーゼン残留を決断。
リヴァプールで攻撃を担うタレントは多種多様抱負であり、ブラント獲得に成功したとしても出場機会を与えられるかどうかは疑問。
選手側が現状をどのように評価するかでリヴァプール挑戦が決定するだろう。
一方、スカッドの高齢化が進むユヴェントスも世代交代の一環としてブラント獲得に関心。
パウロ・ディバラに移籍が取り沙汰されており、代役探しに奔走するユヴェントスがブラントをリストアップしている様子。
主戦場とする左サイドには絶対的エースのクリスティアーノ・ロナウドが君臨。
C・ロナウド不在時には、代役にユヴェントスの至宝モイゼ・ケアンが務める。
ブラントは、右サイドでもプレーできることからディバラ移籍の代役としてユヴェントスは期待しているのかもしれない。
近年、ユヴェントスはマーケットでドイツ代表を務める選手の獲得にも力を入れており、ブラント獲得もこれに続く動きとなるかもしれない。
レヴァークーゼンとブラントの現行契約は2021年まで。
2018年4月に契約を延長したばかりだが、両者の間には『 レヴァークーゼンがチャンピオンズリーグ出場権獲得を逃した場合、2150万ポンドの違約金が発生する 』という条項が含まれているという。
レヴァークーゼンは、ローグ第29節終了時点で8位につけておりCL出場権内の4位に位置するフランクフルトとは勝ち点差7もの開きがある。
リーグ戦は残り5試合。現状を考えれば、レヴァークーゼンにとって苦しい戦いが続くことは間違いない事実だ。
この違約金の存在がブラント移籍の後押しとなるのか今後の動きに注目だ。