バイエルン・ミュンヘン、FWロベルト・レヴァンドフスキの去就について断言。
『大金を積まれても売却の意思はない』
一方で、レアル・マドリーが獲得に関心を示し始めたことで、相思相愛の関係にあるレヴァンドフスキが、現状をいかにして打開していくことになるか注目だ。https://t.co/i3lvOw197e— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) August 1, 2018
バイエルン・ミュンヘン所属のFWロベルト・レヴァンドフスキ。レアル・マドリーが獲得に動いているが、カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、レヴァンドフスキ売却を完全否定した。
移籍報道が過熱し、代理人変更で移籍を積極的に検討するレヴァンドフスキ。
すでに、マドリーはレヴァンドフスキ側から逆オファーを受け取っているとも伝えられており、その去就が注目を集めている。
だが、過熱気味の報道に対しルンメニゲCEOは、同選手に対しいかなるオファーが届いても放出を断固拒否することを明言した。
「 レヴァンドフスキに関しては満足している。彼のポジションで比較できる選手は少ないからね。1億ユーロや1億5000万ユーロでオファーがきても売らないだろう。出ていきたいという意思がある選手も理解している。実際、私がインテルへ移籍した時もそう思ったからこそ決断した。しかし我々は明確な哲学を持っていて、レヴァンドフスキに関して設定している。値段じゃないんだ。だれかを残したいと思えば、ドアは閉まったままなんだよ 」
ある意味、バイエルンのこれまでの哲学を覆す姿勢であるが、レヴァンドフスキの代役が務める選手が不在であることを示唆しているのかもしれない。
なにより、バイエルンは過去にMFトニ・クロースというプレーメーカーをマドリーへ売却し大きな失敗を覚えている。
現スカッドが過渡期を迎える現状で、ニコ・コヴァチ新監督を迎えた体制を安定させるためには、レヴァンドフスキという大エースを離脱させるわけにはいかないのかもしれない。