今季、リーグ戦で降格圏を争う戦いに強いられているケルン。未だ勝ち星なしと苦しいシーズンを過ごしているケルンが、今冬の移籍市場でビッグネーム獲得を画策しているようだ。
報道によると、ボルシア・ドルトムント所属のMFアンドレ・シュールレをリストの上位に加え獲得の可能性を探っているという。
契約形態はレンタル移籍。
この夏のプレシーズンで好調をキープしたシュールレだが、今季リーグ戦では1試合の出場に止まっており、予想がに置けないシーズンを過ごしている。
ケルンが抱える最も大きな問題は、得点力の欠如だ。
守備組織も崩壊していることは間違いないが、リーグ第10節を終了した時点で4ゴールのみ。
シュールレ獲得が実現すれば攻撃陣に良い波が生まれることは間違い無いだろう。
通常であれば、シュールレはドルトムントでの挑戦を続けていくことを決断すると考えるが、ロシア・ワールドカップで代表落選の危機にさらされている現状に危機感を覚えていることは間違いない。
サイドを主戦場とするシュールレだが、ドルトムントでは熾烈なポジション争いに身を置いており、ペーテル・ボス監督のファーストチョイスに入っていないのが間違い無いだろう。
ドイツ代表を率いるヨアヒム・レーヴ監督もシュールレを高く評価しており、コンディションの維持を希望していることは間違い無いだろう。
シュールレのケルン移籍は不可能なミッションであることは間違いないが、複数の要因がうまく重なり合った時、半年間のレンタル契約という形で取引が実現する可能性は十分に考えられるのであるが果たして。