今季限りでバイエルン・ミュンヘンを退団するMFフランク・リベリ。今夏、フリートランスファーで新天地探しを続けることとなるリベリが、自身の去就について開口した。
「 まだハングリーさがある。まだやれると思っている。高いレベルでやれると感じている限りはそれを追い求めていきたい。またビッグクラブでプレーしたいという思いがあると思う。あと2シーズンはやりたい 」
ビッグクラブ挑戦を改めて示唆した形となる。
現役生活にも言及し、38歳を迎えるシーズンでキャリアの幕引きを考えているのだろう。
ただ、現状では難しいものがあるかもしれない。
欧州を代表するメガクラブは、ベテラン選手への評価は厳しい。
とりわけ、リーグ優勝やチャンピオンズリーグ優勝を狙いえる欧州主要リーグの各クラブでプレーするポジションは用意されていない。
ベテラン選手に寛容な、ユヴェントスやパリ・サンジェルマンといったクラブへの新天地を求めることはできるかもしれない。
ただ、両クラブにはリベリが得意とするポジションに、クリスティアーノ・ロナウドやネイマール、アンヘル・ディ・マリアといった生きの良い選手が在籍する。
36歳を迎えフル稼働が難しい年齢となるリベリを迎え入れるかどうかは判断が難しいところか。
すでに、リベリの去就にはカタールやオーストラリアなどのクラブから関心が噂され、最近では来季プレミアリーグに昇格するシェフィールド・ユナイテッドが獲得に関心を示していた。
果たして、選手が希望するビッグクラブへ新天地を求めることができるのか注目だ。
バイエルン・ミュンヘン退団のフランク・リベリ
新天地にビッグクラブを希望か?https://t.co/FSAsC2YzlR— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) June 16, 2019