ユヴェントスとバイエルンがコスタス・マノラス争奪戦を検討?格安で獲得ができる長身CBの去就は?

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 ASローマ所属のDFコスタス・マノラスに、ユヴェントスとバイエルン・ミュンヘンが獲得を狙っているようだ。
 両クラブ共にCBの世代交代は必須の状況にあり、マーケットを注視しているのが現状。

 

 現在27歳のギリシャ代表DFは、近年ローマでの急成長もありマーケットで注目を集める存在に。
 ローマとの現行契約は2022年まで残しているものの、設定された契約解除金は3600万ユーロと格安だ。

 

 選手の経験やパフォーマンスを考えれば、申し分ない価格設定。
 ベテラン選手を多く抱えるユヴェントス、ジェローム・ボアテングの衰えが顕著でマッツ・フンメルスの頭打ち感が強いバイエルン共にマノラスを欲しがっていることは間違いない。

 

 ただ、ローマ側も現状を黙って見ているはずはない。
 モンチSDがマノラスと新契約締結を模索しており、行動に移そうとしているところだ。

 

 とはいえ、現時点で具体的な動きを示す根拠はどこにもない。
 人件費高騰と苦しい経営が続くローマにとって、主力選手との契約延長交渉は簡単にできないのが現状なのかもしれない。

 

 高値での売却が期待できる選手へと成長したマノラスだが、高すぎる契約解除金の設定は逆に足かせとなりクラブ経営を圧迫する可能性も。
 契約延長交渉は難しすぎるのが現状のようだ。

 

 この夏、絶対的主力と目されていたケヴィン・ストロートマンをマルセイユへ躊躇なく売却したローマ。
 現状、“ 選手を売るクラブ ”であり、条件次第で交渉の席につくことは間違いない事実なのだが。

 

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