バイエルン・ミュンヘン所属のMFドウグラス・コスタ。ユヴェントスが1年間のレンタル契約でD・コスタ獲得を正式発表した。
昨季から就任したカルロ・アンチェロッティ監督の下、リーグ戦で23試合に出場。
前監督であるジョゼップ・グアルディオラ氏の下で主力として活躍したD・コスタ。
しかし、アンチェロッティ監督はFWアリエン・ロッベンをより重要視しD・コスタは準レギュラーに降格し途中出場を繰り返していた。
この起用法に不満を爆発させたD・コスタ。
バイエルン退団を声高らかに宣言し、その去就が注目されていた。
今冬の移籍市場から継続してユヴェントスがD・コスタ獲得に関心を示し、バイエルンと接触。
当初完全移籍での獲得が噂されたが、最終的に買取義務を付与したレンタル契約での加入で落ち着いた。
なお、ユヴェントスは今季終了後に最大で4000万ユーロの移籍金をバイエルンに支払うことになる。
D・コスタ売却にバイエルンのカール=ハインツ・ルンメニゲCEOは、次のようにコメントした。
「 我々はユヴェントスの首脳陣と重要かつ建設的な交渉を行い、FCバイエルンの金銭的要求は満たされた。ドウグラスに感謝を伝えたい。彼は新しい挑戦を望んでいた。イタリアでの成功を祈っている 」
イタリア国内2冠を達成し、チャンピオンズリーグ準優勝という結果を残したユヴェントス。
主要リーグ3冠獲得に向けスカッド強化に注力していた。