ACミラン所属のDFマッティア・デ・シリオ。ユヴェントス移籍が間近に迫っているようだ。
これまでユヴェントスで絶対的な主力として活躍してきたDFレオナルド・ボヌッチが、ミランへ電撃移籍したことで大きな注目を集めた両クラブ。
この取引で、これまで以上に良好な関係を構築したユヴェントスとミラン。
次なる大きな交渉は、ユヴェントスが長年獲得を熱望し続けてきたデ・シリオとなりそうだ。
昨季、リーグ戦で25試合に出場したデ・シリオ。負傷の影響もあり、近年は安定したパフォーマンスを魅せることができていない。
ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の構想から外れつつあるのが現状だ。
ミランの下部組織出身選手でもあるデ・シリオ。ミラン一筋を貫いたレジェンド、パオリ・マルディーニ氏をリスペクトし続けてきたデ・シリオだが、昨季サポーターとの確執が報じられ移籍が再燃。
デ・シリオはミランと2018年まで契約を締結しており、この夏が売りに出る最後のチャンスとなるだろう。
デ・シリオに関しては、ユヴェントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督が高く評価している。
現在、デ・シリオはミランのアジアツアーに参加しており中国に滞在中。
現地時間19日に帰国の途につき、その後ユヴェントスのメディカルチェックを受けることが予定されている。
ユヴェントスは、ボヌッチをミランに売却し引き換えに将来性十分のデ・シリオを引き抜くことに成功したと見ていいだろう。
なお、ミランはデ・シリオの取引で1200万ユーロ程度の移籍金を受け取ることになるという。