ユナイテッド、デンベレ獲得に本腰?交渉のハードルは低いが選手の意向に

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 バルセロナ所属のMFウスマン・デンベレ。マンチェスター・ユナイテッドがデンベレ獲得に関心を示しているという。
 今夏の移籍市場でもユナイテッド移籍が噂されたデンベレ。

 

 選手本人がバルセロナ残留を熱望し交渉は破断。
 ロナルド・くーまん監督の下で再出発を果たすことになったデンベレだが、多くの結果を残すことが出来ていないのが現状。

 

 2017年にボルシア・ドルトムントからバルセロナは完全移籍で加入したデンベレ。
 高いスキルを武器に飛躍が期待されたデンベレだが、度重なる負傷の影響やプロ意識を欠く態度など近年は売却候補に。

 

 2019年にはパリ・サンジェルマン所属のFWネイマール、2020年にはリヨン所属のFWメンフィス・デパイ移籍オペレーションでトレード要員として組み込まれるなどクラブ首脳陣の構想から外れていることは間違いない。
 バルセロナは、両オペレーションを交渉成立目前まで迫ったものの、いずれの交渉もデンベレが移籍を拒否したことで破断。

 

 クラブと大きな遺恨を残す結果に至っている。
 今季、ラ・リーガ第10節終了時点で6試合(うち4試合に先発)出場。

 

 クーマン監督からは一定の評価を得ているものの、クラブ側は条件次第で売却を決断することは間違いないだろう。
 そんななか浮上したのが前線の補強を模索するユナイテッドだ。

 

 今夏の移籍市場でボルシア・ドルトムント所属のFWジェイドン・サンチョ獲得の可能性を探っていたユナイテッド。
 高額な移籍金や、期限までに獲得オファーを提示することが出来なかったことで今夏のサンチョ獲得交渉は失敗。

 

 ユナイテッドは、リーグ第9節を終えた時点で暫定ながら10位と低迷。
 オーレ・グンナー・スールシャール監督は攻撃陣のさらなる補強を目指しており、バルセロナで存在感が薄まりつつあるデンベレ獲得に関心を示しているという。

 

 報道によると、ユナイテッドはバルセロナに対し買取オプションを付与したレンタル契約でのオファーを提示するよう準備を勧めている。
 バルセロナは、深刻な財政難に苦しめられており、人件費の縮小は至上命題。

 

 ユナイテッドから好条件のオファーが届けば交渉の席につく用意はあるとみられており、今後の動きに注目が集まりそうだ。

 

 

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