マンチェスター・ユナイテッドが、トッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセン獲得に動く可能性が浮上した。
レアル・マドリー移籍が噂されるMFポール・ポグバが移籍した場合、代役にエリクセンを指名しているという。
今夏、マドリーへ逆オファーを提示したエリクセン。
マドリー首脳陣はエリクセンを高く評価しており獲得の可能性を探っていたが、ジネディーヌ・ジダン監督がポグバを高く評価し獲得を熱望。
クラブ側は、ポグバ獲得に本腰を入れ補強資金捻出に注力している。
エリクセンのマドリー移籍の可能性が低くなり、中盤の補強を画策するユナイテッドがエリクセン獲得に動くとのこと。
トッテナムは、エリクセン移籍に8000万ポンド前後の移籍金が必要と言われるが、ポグバ売却益で獲得は十分に可能。
問題は、プレミアリーグのライバルクラブにチームの主力選手の売却を決断するかどうかか。
現地メディアでは、エリクセンがユナイテッドへ移籍する可能性は低いと報じている。
ただ、争点はそこではない気がする。
トッテナムのダニエル・レヴィ会長は根っからのビジネスマン。
国内のライバルクラブであろうと、条件次第を決断するだろう。
近年のビッグビジネスは、2017年夏にマンチェスター・シティへ売却したカイル・ウォーカーが良い例。
市場価値を大きく上回る移籍金5400万ポンドのオファーを受け、シティへ売却。
このケースを考えれば、エリクセンに1億ポンドに近いオファーが届けば迷わず放出を決断。
トッテナムとエリクセンの現行契約は、2020年に満了を迎える。
すでに契約延長を拒否し移籍を示唆したエリクセンの引き留めは困難と判断しており、契約満了で退団されるよりは移籍金を得ることを選択するだろう。
ただ、問題はエリクセンが求めているキャリアップをユナイテッドで実現できるかどうか。
来季、チャンピオンズリーグ出場権を持たないユナイテッドへ移籍する意味は、選手に選択肢はない。
トッテナムに残留すれば、CL出場を果たすことができるから。
あとは、選手の価値観次第か?
エリクセンの理想はマドリーへ新天地を求めること。
ただ、選手周辺やトッテナム関係者は、マドリー移籍に批判的な意見を持つ者ばかりで移籍の可能性は低いと予想されている。
エリクセンが本来のパフォーマンスを披露できるのはトップ下。
ただ、ユナイテッドにはトップ下候補の選手が複数在籍しており、エリクセン獲得の必要性があるのかは疑問。
まずは、スカッドのスリム化が必要だとも考えるが。
マンチェスター・ユナイテッド
トッテナム所属のMFクリスティアン・エリクセン獲得に動く?
ポール・ポグバ売却で交渉本腰へhttps://t.co/hOFleUQPYx— 海外サッカー移籍情報 (@soccer_Infor) July 10, 2019