ACミラン所属のFWカルロス・バッカ。クラブを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督の評価が決して高いとは言い切れないバッカの去就が注目されている。
今夏の移籍市場でモンテッラ監督は、ストライカーのポジションにビッグネーム獲得を熱望しており、バッカ売却は既定路線とされている。
そんなバッカに対しマルセイユが獲得に関心を示している。
すでにバッカとマルセイユはプレ契約を締結しており、この夏の移籍は既定路線。
だが、クラブ間の交渉が停滞しており、苦境に立たされている。
ミランは完全移籍での放出を求めている一方で、マルセイユはレンタル契約での獲得を模索。
この夏の大型補強の影響もありバッカがプレーするポジションは、今のミランにない。
とはいえ、2020年までミランとの現行契約を残しているバッカを完全移籍で獲得するためには、相応の移籍金を準備しなければならない。
昨冬から大型補強を断行しリーグ・アンでの躍進に注目が集まるマルセイユ。
粘り強い交渉で定評あるクラブだけに、最終的に買い取りオプションを付与する形でバッカがマルセイユへ新天地を求めるのではないかと考えるのだが。
なお、ミランはバッカ売却交渉が成立した時点で、交渉を進めているフィオレンティーナ所属のFWニコラ・カリニッチ獲得を目指している。