ミランがカリニッチ売却へ、新天地は中国か?

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 ACミラン所属のFWニコラ・カリニッチ。今季終了後にクラブを退団する可能性が報じられた。
 昨年夏の移籍市場でフィオレンティーナからミランへ加入。

 

 両クラブはレンタル契約での取引で合意に達しているが、この契約には2000万ユーロの買い取り義務が付与されており、今季終了後にレンタル料と合わせ総額2500万ユーロが支払われることになる。

 

 ミランへ大きな期待を背負って加入したカリニッチだが、リーグ戦で21試合に出場し4得点、ヨーロッパリーグとコッパ・イタリアでは無失点と周囲の期待を大きく裏切る形だ。

 

 特に、後半戦好調を維持するミランは、FWパトリック・クトローネ、FWアンドレ・シルヴァの後塵を拝しており、出場機会を得ることすら難しいのが現状だ。

 

 財政状況が思わしくないミランは、この夏に主力選手の売却が必須であり、買い手市場の中国スーパーリーグが獲得に動くとされている。
 現時点では、移籍濃厚とされるカリニッチだが、シーズン残り9試合で残留を掴み取るだけのパフォーマンスを披露することができるか注目が集まりそうだ。

 

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