フィオレンティーナ所属のFWニコラ・カリニッチ。ACミランがカリニッチ獲得を正式発表した。
買取義務付のレンタル契約で、選手側とは2021年までの4年契約を締結した。
なお、ミランはカリニッチ獲得に2500万ユーロにインセンティブな条件を提示しフィオレンティーナと合意。
選手とは300万ユーロの年俸を支払うことになるという。
今夏の移籍市場で精力的な補強を断行したミラン。カリニッチ獲得で総勢11選手がチームに加わることとなる。
先日、これまで貴重な得点源として活躍してきたFWカルロス・バッカをレンタル契約でビジャレアルへ放出したばかり。
代役獲得に注力していたミランは、FWズラタン・イブラヒモヴィッチやチェルシー所属のFWジエゴ・コスタ、ASモナコ所属のFWラダメル・ファルカオ、ボルシア・ドルトムント所属のFWピエール=エメリク・オーバメヤン等、ビッグネームが軒並みリストアップされたものの、最後の最後により現実的な観点からカリニッチ獲得で落ち着いたようだ。
現在29歳のカリニッチ。フィオレンティーナで昨季リーグ戦で32試合に出場し、チームトップの15ゴールを記録している。
今季、上々のスタートダッシュを披露して見せたミラン。
これまで、ユヴェントスに独占されているリーグタイトル獲得に向け、1チーム分の選手ができるだけの選手の大型補強を行った。
リーグタイトル、ヨーロッパリーグタイトル獲得が今季の目標となるわけだが、堅守力、攻撃力が爆発している現状にあり、シーズン通してこの戦いができれば、タイトル獲得が自ずと見えてくるのであるが。